6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報


 代表団は無事、日本へ帰国しました。空港では解散式を行い、タイでの交流や経験を今後の学校生活やそれぞれの役割につなげていくことを確認しました。
 空港出発の際、移動手配の都合により出発が遅れる場面がありましたが、生徒は状況を理解し、落ち着いて行動していました。予定外の出来事に直面する中でも、周囲と情報を共有しながら対応する姿が見られました。
 タイ王国アユタヤ・ラチャパット大学と附属学校の生徒、先生、ホストファミリーのみなさんには1週間大変お世話になりました。インターネットや本では見つけたり感じたりできないことがたくさんあった1週間でした。このような交流を29年間に渡り継続できていることを大変嬉しく思います。














 帰国の途につく朝、ホテルのロビーには多くのホストファミリーが見送りに来てくださいました。出発までの限られた時間の中で、写真を撮ったり、何度も言葉を交わしたりしながら、別れの時を過ごしました。家庭での生活を共にしたからこそ生まれた関係があり、名残を惜しむ様子が見られました。ホームステイでの経験が、生徒一人一人の中に確かな特別な記憶として残っていることが感じられる場面でした。
 その後、バスでバンコクへ移動し、エメラルド寺院と王宮を見学しました。王宮の職員の方から英語で説明を受けながら、実際の建築や装飾、空間の広がりを目の前にして、タイの歴史や王室文化を体感しました。写真や映像では伝わらない規模感や雰囲気、参拝に訪れる人々の姿を通して、文化が今も生きていることを実感する時間となりました。
 昼食は、バンコク市内の大型ショッピングモール内のレストランでとりました。滞在中最後のタイ料理となりましたが、生徒は自然な様子で現地の食事を選び、これまでの生活の積み重ねが感じられました。
 市内の渋滞の中を移動しながらも、予定どおり空港に到着しました。空港では、同行してくださったタイの先生方に、この一週間の交流への感謝を直接伝えました。学校での交流、ホームステイ、見学研修を通して得た経験は、現地に足を運び、人と関わったからこそ得られたものです。
 手荷物検査後は、それぞれで夕食をとったり、お土産を選んだりしながら搭乗時刻を待ちました。この後、予定どおりの便で日本へ帰国する予定です。























 金曜日から三泊四日のホームステイに参加していた生徒が、ホストファミリーとともに学校へ登校しました。体調面に大きな問題はなく、それぞれが現地での生活を経て落ち着いた様子で一日を迎えました。とても良い経験をしたようで、朝からそれぞれのホストファミリーと過ごした時間を自慢し合い、タイの家族への愛情が溢れていました。
 午前中は、アユタヤ・ラチャパット大学附属学校での体験授業に参加しました。タイの剣術やタクローをはじめ、数学、タイ語、社会、理科、英語など、複数の教科の授業を体験し、タイの学校での学び方や授業の進め方に触れる機会となりました。また、交流ホームルームでは、タイの生徒とレクリエーションで盛り上がり、国は違えど心の通う素敵な時間の中で相互理解を深めました。
 午後は、本校の代表生徒がタイの生徒に日本文化を紹介するCTLを行いました。日本から持参した折り紙を用いて、兜や手裏剣の折り方を英語で教え、言葉や身ぶりも工夫しながら説明する姿が見られました。
 また文化交流会では、タイの生徒が踊りや装飾、お菓子、ムエタイなどを紹介し、互いの文化を体験的に学ぶ時間となりました。
 夜には、お別れパーティーが開かれ、ホストファミリーと過ごす最後の時間となりました。同じ屋根の下で生活を共にしたからこそ生まれたつながりを感じる場面も多く見られ、別れの際には名残を惜しむ涙が見られました。

















 本日は、アユタヤ・ラチャパット大学附属学校を訪問しました。到着した代表生徒20名は、同校の生徒・教職員の皆さんによる花道で迎えられ、温かな歓迎を受けました。
 歓迎式では、大学副学長の先生より歓迎の言葉をいただき、両校で記念品の交換を行いました。また、本校の代表生徒一人一人にも記念品を手渡していただきました。続いて、タイの生徒による伝統的な歌やダンスのパフォーマンスが披露され、民族衣装やタイ独自の楽器を用いた表現に触れる機会となりました。
 これに対し、本校の代表生徒は返礼として、書道の実演、J-POPのダンス、鳴子を用いた舞踊、ソーラン節を披露しました。日本の文化や表現を、実演を通して伝える時間となりました。
 午後は、バスで二つの博物館を訪れました。王室博物館では、王室に関わる貴重な品々を見学し、金や玉虫の羽を用いた工芸品など、タイの伝統技術に触れました。続いて訪れた伝統舞踊コーンの博物館では、衣装や仮面、舞台装置、背景画などを見学し、舞踊文化を支える表現や工夫について学びました。
 夕方には、ホストファミリーとの対面式が行われ、タイの家庭とのホームステイが始まりました。今年、日本での交流を経験したタイの生徒がホストファミリーとなっているケースもあり、再会の場面も見られました。日本の生徒は緊張した様子を見せながらも、各家庭に温かく迎えられ、それぞれのホストファミリーとともに出発しました。
 この後、月曜日までタイの家族と生活を共にし、日常の中でタイの文化や価値観に触れる予定です。














 早朝、バンコクに到着し、アユタヤラチャパット大学附属学校の先生方に出迎えていただきました。短い睡眠時間ではありましたが、貸切バスでの移動となり、生徒は体を休めながら落ち着いて過ごすことができました。
 朝食では、現地のマクドナルドを利用し、タイならではの「朝マック」を体験しました。タイのマクドナルドにはお粥のメニューがあり、日本との食文化の違いに気づきながら食事をとる様子が見られました。
 午前中はサファリパークを訪れ、見学研修を行いました。オランウータンやゾウのショーでは、ムエタイや民族舞踊が取り入れられており、動物と文化が結びついたタイ独自の表現に触れる機会となりました。また、卵の展示室では、さまざまな種類の卵や孵化の仕組みについて学び、孵化機や生まれたばかりの鳥を間近で観察しました。キリンへの餌やり体験もあり、自然や生命について考える時間となりました。
 昼食はレストランでタイ料理をいただきました。辛さが控えめに工夫されており、生徒は安心して食事を楽しみ、ゆっくりと休息をとることができました。
 午後はアユタヤへ移動し、ホテルにチェックインしました。翌日から始まる学校訪問やホームステイに向けて、持ち物の確認や体調管理などの準備を行いました。移動が中心となる一日でしたが、余裕をもった行程の中で次の日に備えることができました。
 夕食では、昼食とは異なる種類のタイ料理をいただきました。生徒は翌日からの学校交流に向け、体調を整えながら準備を進めています。