【2年】音のきこえ方の学習
同志社大学の先生に「音の聞こえ方」の出前授業を行っていただきました。
講演だけではなく、実際に音に触ってみたり、目で見てみたりと体感的に音について学ぶことが出来ました。風船に向かって声を出して、震える風船を触って、「音に触れた!」と喜んでいました。また、レーザーポインターを使った実験装置で、音の振動がレーザーポインターの揺れとなり、光が円形に広がったり、8の字を描いたりして、目に見えて「音」を感じることが出来ました。
また、どのくらいざわざわした中で音を聴きとれるのかという調査もしました。子どもたちはゲーム感覚で楽しんでいましたが、やはり、ざわざわしている中では聞き取ることが難しかったようです。この「音を聞き取る力」は大人の方が高く、低学年ぐらいでは、まだ発達の途中であり、個人でのばらつきが大きいとのことでした。
「『学校でよく静かに聞きなさい』と注意を受けることがあるけど、どうしてかわかったかな。小さいころほど、ざわついた中では、音を聞き取ることが難しいし、人によってその差が大きいから、みんなが集中して学習するために静かにすることが大事なんだね。」と教えていただきました。