6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報 - 7年生

10月30日(水)に、福島県実地研修に参加した生徒による発表が行われました。
現地の方から聞いた話や、研修で得た知見をまとめ、発表生徒は「アウトプットすると、自分も知識をまとめることができる」「発表するにあたって1番意識したことは、〈どれだけ皆の気持ち・考えを変えるきっかけを作れるか〉」と振り返っていました。発表を聞いた生徒は「私たちにできることをやっていければいいな」と振り返っていました。今後、グループ協議で話し合われた内容が、紫友祭でのポスター発表に繋がっていきます。


10月31日(木)、気持ちの良い秋晴れの空のもと、愛宕山登山を行いました。
以下は生徒による振り返りです。
「(水尾)小学校に着くまでの舗装された道を歩いているとき、比叡山では見なかった目新しいものばかりで目を奪われました。なので歩いているときずっと飽きなかったです。小学校に着いたときから登山開始のときまでずっとワクワクしっぱなしでした。登山のときも時々開けた景色が見えたときとか感動しましたし、その景色に圧倒されました。それにまばらに紅葉している木もまばらにあったのできれいな景色がとても際立っていて思わずため息がもれる程綺麗でした。他にも休憩時に上を見上げてみたときも木々の隙間から太陽の日光が差し込んでいて、幻想的で綺麗でした。そんな様々な景色を見ていたからか、登山中はほとんど疲れませんでした。登頂後の補食や昼食もより一層美味しく感じられました。一方で、登山中は気にしていませんでしたが、お昼の時間帯なのに登山直前のときと気温が全然違っていてとても寒かったです。でも友達と笑い合いながら昼食を食べているときはその疲れや寒さを忘れるぐらい楽しいものでした。ちなみに登頂したってなったときに、もちろん達成感はありましたが木々が茂っていてあまり実感は湧きませんでしたがこれから下山ということを知ってやっと登頂したという実感が湧いて来ました。下山しているときは登山中よりもあまり筋肉を使わなかったので疲労も溜まることなく下りることができました。途中、野鳥や昆虫を見つけたりして見るたびにこの生物はなんだろうと考えていました。下山が終わり、愛宕山を登りきって内心喜びの気持ちになりました。まだ8年で蓼科山に登るというのが最終的な目標なので蓬莱山も登りきってその目標を達成できるように頑張っていきます。」


 8月27日(火)に、京都大学の角山雄一先生による「放射線ってなんだろう?」という特別授業が行われました。
 現在の7年生は2011年生まれの生徒がいる学年ですが、東北大震災による福島県での原子力発電所の事故についてニュースで見聞きしたり、自分で調べたりしている生徒もいます。そんな中で「放射線」と聞くと、なんとなく「怖い」「近づきたくない」というイメージをもっている生徒たちですが、角山先生は、レントゲン博士の話から、身近な自然放射線の話をしてくださり、より深く理解することができました。特別授業終了後には、角山先生のもとに多くの生徒が詰めかけ、質問している姿が見られたり、ワークシートいっぱいに授業の内容をメモしたりする生徒の姿が見られました。専門的な話を聞くことで、より自分事として関心をもち、探究していく主体性が育まれることを願っています。



 9/20(金)の5.6時間目に原子力発電環境整備機構(NUMO)の川中実侑さんによる講演がありました。テーマは「高レベル放射性廃棄物の地層処分について」です。日本のエネルギー自給率から始まり、原子力発電の課題である使用済みの燃料を処理する方法について、質問や実験の時間を取りながら分かりやすく説明してくださいました。
 使用済み燃料をリサイクルする際に残る廃液をガラスと融かし合わせて固めた「ガラス固体化」の一時貯蔵施設となっている青森県六ケ所村には、本校から16名が実地研修に参加予定であり、質問が多数でるなど、生徒は高い関心をもって講演を聞いていました。




臨海学舎3日目。明け方から黒い雲に覆われて雨が降っていましたが、小遠泳を行う前には晴れ間も見えるほど天気が回復し、予定通りの実施となりました。学年全体で隊列を組むのは初で、波に流されながらも隊列を意識して取り組み、完泳できました。達成感にあふれる生徒の姿が見られ、明日の大遠泳へと意識を高めている様子でした。