6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報 - 8年生










 8年生の総合学習(国際)の一環として行われている日本文化講座の第2回が実施されました。10月に予定されているタイ王国の生徒との交流に向けて、引き続き日本の伝統文化を深く学び、タイの生徒たちにしっかりと伝えられるよう準備を進めています。今回も茶道、華道、民舞(ソーラン節)、和太鼓、日本舞踊の5つの講座が行われ、各分野の専門家の指導のもと、実技を交えた授業が展開されました。
 日本の若い生徒が伝統文化を学ぶ意義は非常に大きいです。まず、自国の歴史や文化に対する理解を深めることができるだけでなく、現代社会においても重要な価値観や美意識を養うことができます。茶道や華道のような芸道を通じて、精神の落ち着きや礼儀作法の重要性を学び、和太鼓や民舞のような集団芸能を通じて、協調性やチームワークの大切さを体感します。これらの学びは、生徒たちの人格形成においても重要な役割を果たします。
 一方、タイの生徒との交流には、異文化理解と国際的な視野を広げるという意義があります。異なる文化背景を持つ人々と直接交流することで、多様な価値観や生活習慣を理解し尊重する姿勢を育むことができます。また、英語を使ってコミュニケーションを取ることで、実践的な語学力の向上にもつながります。このような交流を通じて、国際社会においても活躍できるグローバルな人材としての基礎を築くことができます。
 今回の日本文化講座を通じて、8年生はタイとの交流のホスト学年としての責任を再確認しながら、さらに熱心に取り組んでいる姿が見られました。この経験を通じて、日本の文化を再認識するとともに、国際的な視野を広げる貴重な機会となることでしょう。皆さんも、どうぞ今後の成長にご期待ください。