6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報 - 8年生



 1月22日(水)、8年生を対象にキャリア教育の一環として職業講和を実施しました。2月に予定されている職場体験では、生徒たちが京都市内の様々な事業所で3日間にわたり働くことを学びます。その事前学習として、働くことの意義や魅力について理解を深めるため、今回は「職業」をテーマにお話を伺う機会を設けました。
 講師には、学校行事の写真撮影などでお世話になっているBBフォトの辻さんをお迎えしました。辻さんは、カメラマンを志したきっかけや仕事をする上で大切にしていることについて、具体的なエピソードを交えながらお話しくださいました。
学生時代にバスケットボールに打ち込んでいた辻さんは、企業に就職しサラリーマンとして働いた後、「子どもに誇れる仕事とは何か」を自問し、カメラマンの道を選ばれたそうです。「写真は時を越える」という信念のもと、バスケットボールの試合写真にとどまらず、結婚式や七五三など、人生の大切な瞬間を撮影されています。
 講話では、「カメラマンの時給はいくらですか」「職場で緊張した時はどうしたらいいですか」など、生徒たちからの多くの質問に丁寧に答えてくださいました。さらに終盤には、学生時代から親交のある異業種の方とテレビ電話でつながり、共に生徒たちの質問に答える場面もありました。特別ゲストの登場に、会場は大いに盛り上がりました。
 辻さんが「職業に貴賤はない」と語ってくださったように、どの仕事にも社会で果たす大切な役割があり、人々の生活を支えています。2月の職場体験では、生徒たちが様々な職場で学び、仕事に真摯に向き合う姿勢を身につけ、大きく成長することを期待しています。