6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

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 学習旅行も3日目を迎えました。本日は、昨日に引き続き読谷村での民泊プログラムから一日が始まりました。午前中は、各グループがお世話になった民家の方々と共に、さまざまな活動をさせていただきました。世界遺産である座喜味城跡を訪れたグループもありました。長い歴史をもつ城跡を前に、ホストファミリーから地域の暮らしや文化にまつわるお話をうかがい、学びを深める姿が見られました。生徒たちは短い滞在の中で心を通わせ、まるで家族のように打ち解けて過ごしていた様子が印象的でした。
 離村式では、民家の方々から温かい言葉をかけていただき、最後には三線と太鼓の音に合わせて全員でカチャーシーを踊り、お別れの時を迎えました。地元の方々とともに過ごした時間は、生徒たちの心に深く刻まれたことでしょう。
 午後はホテル前のビーチにて自然体験活動を実施しました。シュノーケルやグラスボート、ドラゴンボート、遊泳などを通じて、沖縄の豊かな海の恵みを五感で感じながら学びました。気温が高く蒸し暑い一日ではありましたが、快晴の空の下、絶好の体験活動日和となりました。
 夕食後には、学習レクリエーション係の企画による学年レクリエーションを実施しました。ジェスチャー伝言ゲームや以心伝心ゲームなど、工夫された活動を通じて、学年全体の絆がより一層深まりました。
 この学習旅行を通じて、生徒たちは自然や人との出会いから多くを学び、心豊かに成長しつつあります。経験を通して学び成長する姿が日々の一場面ごとに確かに形となっています。 




 本日たてわり遠足で植物園に行きました。4年生はたてわりグループのリーダーとして、下級生をまとめてくれました。
 ウォークラリーではグループのみんなと協力しながらクイズを解いていました。みんなとてもいい笑顔でポイントをまわっていました。
 学校に戻ってからのふりかえりでは、「リーダーとしての大変さが分かった。でも顔合わせの時よりもみんなの絆が深められてよかった。」「みんなで協力しながら回れてよかった。」などたくさんのうれしい意見が出ていました。




















 学習旅行2日目は、前日の雨も上がり、沖縄での学びを一日中深めることができました。
 午前中は、住民の避難先や、かつて軍の病院として使われた壕(ごう)やガマを訪れました。現地の平和ガイドの方に案内していただき、実際に壕やガマの中に入り、当時の状況について丁寧な説明を受けました。静かな空間の中で耳を傾ける生徒たちの表情からは、想像を超える出来事に対する驚きと、平和の尊さを実感する真剣な思いが感じられました。
 その後はひめゆりの塔を訪問し、学徒隊として戦争に巻き込まれた多くの若者たちの歴史を学びました。クラスごとに黙祷を捧げ、京都から持参した千羽鶴を奉納しました。奉納の際には、学習レクリエーション係の生徒が代表して平和への思いを語り、クラス内で共有しました。続いて、ひめゆり平和祈念資料館を見学し、一人ひとりが深い学びと向き合う時間となりました。
 午後は、沖縄の自然や文化に触れる体験学習へと移りました。沖縄ワールドでは、壮大な鍾乳洞の見学や、伝統芸能エイサーの鑑賞を通して、沖縄ならではの自然美と文化を味わいました。さらに、生徒たちは沖縄の衣装の着付けやシーサーの色付け、革細工、真珠の取り出しなど、多彩な体験メニューから興味に応じて選び、楽しみながら学んでいました。昼食には、沖縄料理中心のバイキングをいただき、地元の味にも親しむことができました。
 その後、バスで読谷村に移動し、いよいよ民泊体験が始まりました。到着後、受け入れ家庭の方々によるあたたかい歓迎を受け、生徒たちはそれぞれの家庭に分かれて出発していきました。民泊では、伝統文化だけでなく、現在の沖縄の暮らしを体感させていただきます。家族の一員として迎えていただくことで、食事作りや家事のお手伝いなどにも関わりながら、沖縄の「今」を肌で感じる貴重な機会となります。
 担任団としては、生徒たちを見送るのは少し心配でもありましたが、読谷村の皆さまの手厚いご対応に安心し、心から感謝しています。この民泊体験が、生徒たちにとってかけがえのない学びとなることを願ってやみません。
 明日のお昼に再び全体が集合し、全体行程を再開する予定です。 













 本日より、9年生の学習旅行が始まりました。小中学校生活最後の宿泊学習として、沖縄を訪れ、平和学習、自然や文化に触れる学習、集団での生活を通じた学びを目的としています。9年生はこの日に向けて、事前学習や準備を積み重ねてきました。見聞きするものすべてに意味を見出し、沖縄でしか得られない課題や気づきを大切にしようという意識で、意欲的に学びに臨んでいます。
 初日は伊丹空港から飛行機で那覇へと移動し、機内で昼食をとったのち、沖縄県立平和祈念資料館を訪問しました。ホールでは、実際に戦争を体験された方から貴重なお話を伺い、80年前にこの地で起きた出来事を、心に深く刻むことができました。その後、資料館内の展示を見学しながら、それぞれが感じたことや新たな学びを学習ノートに記録しました。続いて訪れた摩文仁の丘では、平和の礎や平和の火、丘から望む海を前に、現地ガイドの方から丁寧な説明を受けました。
 夕方にはホテルに到着し、学習ノートのまとめや入浴、バイキングでの夕食を通して、集団での生活や公共の場でのマナーを意識しながら1日を振り返りました。 
 この学習旅行は、知識を得るだけでなく、自分の目で見て、耳で聞き、心で感じる体験を通して、生徒たちが大きく成長する貴重な機会です。帰校後、それぞれが持ち帰る学びを、学校生活や今後の人生にしっかりと生かしてくれることを願っています。



 今週、7~9年のD組の生徒が集まり、学習旅行前最後の合同生活が行われました。合同生活は、D組の生徒たちが一緒に過ごす時間として、委員会活動の報告や来週の予定の確認、学校生活の目標を振り返るなど、大切な時間となっています。日頃から授業などで関わりのある異学年の仲間たちと、落ち着いた雰囲気の中で、互いの様子を知ったり、考えを共有したりすることができました。
 この日は、来週沖縄へ学習旅行に出かける9年生から、どのような学びを大切にしたいと考えているのかを聞く時間もありました。沖縄にはビーチや南国の食べ物など、楽しそうなイメージがたくさんありますが、9年生は「平和の大切さを感じること」「自然や文化の豊かさに触れること」を通して、自分たちの学びを深めてきたいと話してくれました。上級生の言葉を通して、下級生も旅行の意味や学びの広がりについて、自然と意識を向けるきっかけになったようです。
 9年生が1週間学校を離れるのは少しさみしく感じますが、それぞれの場所で学びを深める時間になります。戻ってきたときに、どんなことを見て、感じ、考えてきたのか、話を聞けるのが楽しみです。D組としても、日々の生活を一つひとつ大切にしながら、これからも学年を越えて学び合える関係を育んでいきます。