6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報


5年生の総合的な学習の時間では「土地を捉える」ことに取り組んでいます。
具体的には「今の京都」を地形・気候,歴史,他の地域との交流など様々な視点で捉え,その上で「未来の京都」へ向けて考えるといった内容です。
そのとき,どれだけ深く「その土地の像を捉えるか」がポイントになります。
社会科の「暖かい土地のくらし」では,沖縄について,地形や気候,そこから農作物や歴史と様々な視点で捉える学びを経験しました。それを活かし,今回の海浜学習では「小豆島ってどんなところだろう」をスタートにいろいろな視点で小豆島像を捉えよう,という学びです。



1日目は天狗岩丁場や寒霞渓,ヤマロク醤油さんを巡りました。
有名な特産品の醤油や手延べそうめんを調べていくと共に400年ほど前に小豆島に伝えられたことが分かります。
その頃何があったのか…
するとこの岩石や岩丁場と大阪城石垣との繋がりが見えてきます。


ヤマロク醤油さんでは木桶による醤油づくりについて,携わる方の実際の声を聴かせていただきました。
新しく造られた木桶や150年選手の現役の木桶,醤油酵母の香り,この場でしか味わうことのできない体験をさせていただきました。
大人数でしたが,グループごと丁寧に醤油づくりの魅力をお伝えいただき,大変ありがたく貴重な経験になりました。


最後はホテル前のエンジェルロード。ただし,この日は満潮でロードはありませんでした。
ロードが現れる明日の散策が楽しみです。
海浜学習二日目。
本日は,カヤックでアクティビティを楽しみつつ,醤油とともに有名な手延べそうめんについて学びます。
楽しみです。



 7月16日(火)に総合学習(エネルギー)の特別授業が行われました。今回の講師は、大阪公立大学で放射線などの研究をされている秋吉優史先生で、講堂で2時間の授業をしていただきました。
 エネルギーの学習において、放射線という言葉がよく登場しますが、少々理解が難しい分野です。しかし、秋吉先生は特別な装置や機械を使い、放射線のアルファ線やガンマ線などを実際に見せてくださったり、身の回りのさまざまなものの放射線を測定させてくださったりしました。その結果、生徒たちは放射線についてより深く理解することができました。
 専門家の先生から直接お話を聞くことで、難しいと感じていたことが理解しやすくなります。このような特別な機会を活かし、生徒たちが探究活動に積極的に取り組んでいく姿勢が育まれることを願っています。学校全体でこのような高度な学習機会を提供し続けることで、生徒たちの知的好奇心をさらに引き出していきたいと思います。




 7月1日(月)から3日(水)にかけて、当校はTOEFLテストを開発するEducational Testing Service (ETS) の研究に協力しました。これは、ETSによって新しく開発されているテストのパイロットテストであり、テストを受験した後、生徒たちは各問題に対するコメントを提供し、自らの視点からのフィードバックを送信しました。
 この協力は、ETSや世界中で展開されているTOEFLの最新の研究開発において、大変貴重な貢献となります。本校からは、8・9年生の約180名の生徒と2名の教員が参加し、最新の教育技術や評価方法に対するデータを提供しました。ETSの研究協力に参加することで、本校は評価方法に関する重要なデータを提供し、国際的な教育評価の向上に貢献しています。
 TOEFLは単なる英語の理解力を測るテストではなく、実際に英語を使ってどれだけコミュニケーションや問題解決ができるかを評価するテストです。本校では7年前から中高等部の生徒全員がTOEFLテストを受験することで、実践的な英語運用能力を向上させる取り組みを行っています。
 本校は今後も、最新の教育技術や国際的な教育評価に対応し、生徒たちの成長と発展を支援していきます。



 7月12日(金)、学年集会を講堂で行い、8月の林間学舎に向けたオリエンテーションを実施しました。これまで比叡山、愛宕山、蓬莱山での登山訓練を重ねてきましたが、今回はその集大成として長野県の蓼科山に挑みます。蓼科山は美しい自然と壮大な景色が広がり、これまでの登山訓練とは一味違う素晴らしい経験となるでしょう。自然の厳しさや美しさを感じながら、友人と共に学び、成長する機会です。
 そのためには、しっかりとした準備が欠かせません。まず、必要なものを自分で用意することが重要です。装備や持ち物を確認し、不足がないように準備を整えましょう。また、旅の予定を把握し、スケジュールに合わせて心身のコンディションを整えることも大切です。体力をつけるためのトレーニングや、必要な休養をしっかり取るよう心がけてください。
 さらに、78期生と引率教員を合わせて100名を超える大規模な団体での宿泊となります。個々の準備だけでなく、集団行動の自覚を持ち、みんなで協力し合うことが求められます。各自が役割を果たし、助け合いながら、楽しく充実した時間を過ごしましょう。集団での行動がスムーズにいくよう、事前にルールやマナーを確認し、全員が守るように努めてください。






 7月10・11日に講堂にて、中高等部学友会代議員会の企画で有志発表が行われました。有志発表では、学校生活で知ることのないさまざまな趣味や特技を披露する機会で、同級生や先輩後輩の新たな一面を知ることができます。
 発表では、5年A組が「Bling-Bang-Bang-Born」のパフォーマンスを披露し、さまざまな衣装やボールを使って楽しいダンスを見せてくれました。8年の生徒は小学校入学前から続けている空手で板割りを披露し、9年生の生徒は自転車で後ろ向きに回転したりジャンプをするスリリングな技を見せてくれました。もう一人の9年生の生徒はギターで弾き語りをし、米津玄師さんと菅田将暉さんの曲を演奏しました。教員バンドはフジファブリックの「若者のすべて」を披露しました。
 今回の有志発表は代議員会の企画で計画され、当初は屋外での実施を予定していましたが、雨天が予想されたため講堂で開催となりました。代議員会は自治活動として、よりよい学校をつくるために活動しています。普段の目標設定と振り返り活動に加え、今回のような生徒同士のきずなが深まり、楽しい時間を過ごせるような企画にも力を入れています。