6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報

 「わあ~すごい!琵琶湖大きい!」と口にする子どもたち。社会見学として、びわこ浜大津に行き琵琶湖疏水を実際に歩いて見てきました。琵琶湖疏水は、昔、琵琶湖の水を京都へ運ぶために作られた運河で、たくさんの人の努力で出来上がったそうです。歩きながら見た水の流れはとてもきれいで、普段の生活では見られないような自然や歴史的な建物がたくさんありました。 
 歩いている途中、「立坑(たてこう)」という縦に伸びる大きな穴がある場所を見学しました。立坑は疏水の中にたまった土やごみを取り除くために使われているそうです。初めて見るものだったので、「こんなものまで作っていたんだ!」と驚きました。昔の人たちが工夫しながら琵琶湖疏水を守ってきたことが分かったようです。
 さらに、疏水沿いにある「水路閣(すいろかく)」も見ました。水路閣はとても大きくて立派なレンガ造りの橋のような建物で、昔からあるのに今でもしっかりと残っている姿が印象的でした。水路閣の下から見上げると、とても高く感じられ、ここを水が流れていくところを想像すると、なんだかワクワクします。
 この社会見学を活かして、これからの学習につなげていきたいと思います。









10月30日(水)に、福島県実地研修に参加した生徒による発表が行われました。
現地の方から聞いた話や、研修で得た知見をまとめ、発表生徒は「アウトプットすると、自分も知識をまとめることができる」「発表するにあたって1番意識したことは、〈どれだけ皆の気持ち・考えを変えるきっかけを作れるか〉」と振り返っていました。発表を聞いた生徒は「私たちにできることをやっていければいいな」と振り返っていました。今後、グループ協議で話し合われた内容が、紫友祭でのポスター発表に繋がっていきます。


10月31日(木)、気持ちの良い秋晴れの空のもと、愛宕山登山を行いました。
以下は生徒による振り返りです。
「(水尾)小学校に着くまでの舗装された道を歩いているとき、比叡山では見なかった目新しいものばかりで目を奪われました。なので歩いているときずっと飽きなかったです。小学校に着いたときから登山開始のときまでずっとワクワクしっぱなしでした。登山のときも時々開けた景色が見えたときとか感動しましたし、その景色に圧倒されました。それにまばらに紅葉している木もまばらにあったのできれいな景色がとても際立っていて思わずため息がもれる程綺麗でした。他にも休憩時に上を見上げてみたときも木々の隙間から太陽の日光が差し込んでいて、幻想的で綺麗でした。そんな様々な景色を見ていたからか、登山中はほとんど疲れませんでした。登頂後の補食や昼食もより一層美味しく感じられました。一方で、登山中は気にしていませんでしたが、お昼の時間帯なのに登山直前のときと気温が全然違っていてとても寒かったです。でも友達と笑い合いながら昼食を食べているときはその疲れや寒さを忘れるぐらい楽しいものでした。ちなみに登頂したってなったときに、もちろん達成感はありましたが木々が茂っていてあまり実感は湧きませんでしたがこれから下山ということを知ってやっと登頂したという実感が湧いて来ました。下山しているときは登山中よりもあまり筋肉を使わなかったので疲労も溜まることなく下りることができました。途中、野鳥や昆虫を見つけたりして見るたびにこの生物はなんだろうと考えていました。下山が終わり、愛宕山を登りきって内心喜びの気持ちになりました。まだ8年で蓼科山に登るというのが最終的な目標なので蓬莱山も登りきってその目標を達成できるように頑張っていきます。」


 4年生は総合的な学習の時間で「日本の伝統文化」について学んでいます。今回はその一環として、和菓子作り体験を行いました。和菓子職人の方の指導のもと、練り切りを使い、伝統的な和菓子である「菊」と「桜」を丁寧に作りました。
 練り切りの柔らかな感触や繊細な色合いを楽しみながら、和菓子作りの奥深さや日本文化の美しさに触れることができ、生徒たちは集中して取り組んでいました。自分たちで作り上げた和菓子を手にした時の嬉しそうな表情がとても印象的でした。








 「あははは!面白い!」と子どもたちの笑い声が、講堂に響いていました。29日(火)芸術鑑賞教室にて、「天満のとらやん」というユニークな劇を鑑賞しました。この作品は、役者の方がセリフを話さず、「出語りさん」と呼ばれる語り手が全てのセリフや心情を語るという独特の形式で進行します。子どもたちは役者の動きや表情により一層引き込まれ、舞台上で繰り広げられる物語に集中して鑑賞することができました。