6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

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 9年生は、1時間目と2時間目を使い、卒業前の校内清掃に取り組みました。本校では、卒業を前に自分たちの手で校舎を整え、次の世代へ気持ちよく引き継ぐという取組を長年大切にしてきました。今年もその伝統を受け継ぎ、これまで学び、仲間と時間を重ねてきた学校への感謝を形にする時間となりました。
 日頃使用している教室は、机や棚、掲示板の隅々にまで目を向け、いつも以上に丁寧に清掃しました。さらに、ランチルームや中庭、石庭、テラス、渡り廊下、玄関、多目的融合教室、下駄箱、更衣室前など、自分たちが過ごしてきた場所へと活動を広げました。役割分担や手順も自分たちで確認し、声を掛け合いながら、細かな汚れにも粘り強く向き合う姿が見られました。
 卒業まで残りわずかとなる中、校舎を整えることは単なる作業ではなく、これまでの学びを振り返り、後輩への責任を自覚する機会でもあります。与えられた環境を大切にし、自ら考え行動する9年生の姿は、本校が育んできた主体性と公共心を体現するものです。伝統を受け継ぎながら、次へとつないでいく確かな歩みが感じられる一日となりました。



 中庭の白梅が咲き始めました。ひらりひらりと花びらを落とす姿は、春の温かさが確実に近づいてきていることを感じさせます。そんな中9年生では、卒業式と「19お別れの式」に向けた合唱練習が始まりました。1年生から9年生までが一堂に会する19お別れの式で、卒業生は在校生へのメッセージとともに歌声を届けます。今取り組んでいるのは、合唱コンクールの課題曲であった「春に」と、卒業式で卒業生が最後に歌う「仰げば尊し」の二曲です。
 「春に」は、これまで歌ってきたABC組の生徒は記憶をたどりながら再確認を進め、初めて取り組むD組の生徒は楽譜を手に持ちながら一緒に練習を行いました。本日はソプラノ、アルト、テノールに分かれ、パートごとに課題を整理しながら練習を重ねました。進行や声かけも生徒同士で行い、互いの声を聴き合いながら響きを整えていきます。
 「仰げば尊し」は学び舎で過ごした日々や、共に歩んできた仲間との時間を静かに振り返る歌として受け継がれてきました。節目にあたり、自分たちのこれまでの歩みを見つめ直す機会にもなっており、本校の卒業式で伝統的に歌われています。一般の楽譜とは違い、女声のハミングが入るほか、最後は伴奏なしで卒業生の声だけで歌います。
 卒業を前に、自分たちの思いをどのように届けるかを考えながら音楽を創り上げていく過程そのものが、大切な学びの時間となっています。学年全体で方向性を確かめ合いながら、式に向けた準備が着実に進んでいます。






透き通るような青空が広がったスキー学習3日目。
この日は、凍てつく寒さもどこかへ行ってしまったかのような、春を予感させる柔らかな陽光に包まれた一日となりました。

白銀の斜面を懸命に滑り降りる子供たちの姿は、初日の緊張が嘘のように自信に満ちあふれています。午前から午後まで、みっちりと行われたスキー教室。転んでも、雪まみれになっても、仲間と励まし合いながら再び立ち上がるその背中には、この3日間で培われた成長が確かに宿っていました。

日が落ち、静寂に包まれた雪国の夜。
今夜は学年レクリエーションで、最後の一時まで笑い声が響きました。共に過ごす時間が、子どもたちの絆をより深く、強く結びつけてくれたようです。

今日は4日間の学びの集大成となる最終日です。 この雪原で得た自信と、仲間と分かち合った温かな絆を糧に、子どもたちが誇りを持って家路につけるよう、最後まで一日一日を大切に過ごしてまいります。






















 9年生にとって最後の楯行事となる球技大会を実施しました。前日までの雨により、当日のグラウンドは水分を含んだ状態でしたが、天候の回復を見極めながら、安全面を最優先に判断し、予定通り開催しました。こうした状況下でも冷静に対応し、行事を成立させる姿には、最高学年としての責任感が表れていました。
 競技は、玉入れ、大玉転がし、グラウンドゴルフ、ドッヂボールの四種目。9年生は単に参加するだけでなく、競技内容や進行方法の確認、用具の準備、役割分担に至るまで主体的に関わり、全員がすべての競技に出場する形で大会を運営しました。天候やグラウンド状況を踏まえたルールの微調整や、円滑な進行を意識した声かけなど、細部にまで配慮が行き届いており、これまで培ってきた自治的な力の高さが随所に見られました。
 開会式で行われた始球式では、教頭が玉入れの玉を投じ、見事にかごへ。会場からは大きな歓声が上がり、一体感のあるスタートとなりました。玉入れや大玉転がしでは仲間と息を合わせる姿が、ドッヂボールでは戦略を練りながら全力で挑む姿が見られ、どの種目も大いに盛り上がりました。グラウンドゴルフでは、初めて経験する生徒も含め、互いに教え合いながら取り組む姿が印象的でした。
 行事を「成功させる側」としての自覚を持ち、仲間と協働しながら最後までやり切る。この経験は、9年生が本校で積み重ねてきた学びの集大成です。生徒一人ひとりの力と、それを支える教育の積み重ねが形となった、充実した大会となりました。





 六年生の宿泊学習は、三泊四日のスキー学習です。舞台は、白銀の世界が広がる志賀高原。
 二日目の朝、窓の外には雪が静かに積もり、澄んだ空気の中で子どもたちの吐く息が白く弾みました。ウェアに身を包むと、表情はきりりと引き締まります。小雨混じりのお天気でしたが、それぞれの目標を胸に、ゲレンデへ向かいました。
 転んでも何度も立ち上がり、仲間に声をかけ合う姿。少し急な斜面にも自ら挑戦し、滑り終えたときの笑顔には確かな自信がにじみます。
 大自然の中で、自分と向き合い、仲間と支え合う六年生。その一歩一歩に、成長が感じられる一日となりました。