6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報 - 初等部給食室から

 10月17日からタイ国の生徒が来校されるということで、初等部の給食では「タイ」の料理としました。献立名は「麦ごはん」「ガパオライス(具)」「クイッティオのスープ」「牛乳」「レモンゼリー」です。
 「ガパオライス」には欠かせない「バジル」とタイの魚醤「ナンプラー」を使い、子どもたちが食べやすいように辛さは控えました。慣れないエスニック料理ですが、ごはんの上にかけて食べて美味しい!と大好評。ごはんがすすむ一品となりました。
 「クイッティオのスープ」の「クイッティオ」とはタイで食べられている米粉で作られた平べったい麺です。鶏ガラでとったスープにナンプラーで味付けし、とても優しい味のスープに仕上がりました。配膳では、長い麺をおたまで救うのに苦戦していた子どもたちですが、「うどんみたいでおいしい」とこちらも大人気でした。
 また、給食委員による放送があり、「タイの国の大きさについて」「タイの食文化について」そして、クイズをして、「タイ」について紹介してくれました。給食をきっかけに「タイ」を身近に感じ、中高等部へ進学した際の交流に繋げてくれれば幸いです。


夏休み明け、8月27日の給食は【世界の味めぐり】でした。オリンピック・パラリンピック開催都市の「フランス料理」としました。献立名は「ロールパン」「白身魚のオーロラソース焼き」「ラタトゥイユ」「牛乳」「豆乳ブラマンジェ風デザート」です。
 「白身魚のオーロラソース焼き」は、下味をつけた魚に、フランスで生まれたオーロラソースをのせて焼き上げました。ソースの名の通り、焼きあがった魚はオレンジがかったピンク色でとてもキレイにできました。給食では、アレルギーの人も食べられるように、卵不使用のマヨネーズを使用しています。魚が苦手な人も食べやすかったようです。パンに挟んで、フィレオフィッシュにアレンジしている人もいましたよ。
 「ラタトゥイユ」はフランスでうまれた、夏野菜の煮込み料理です。小さく切った野菜を、水は足さず、野菜とトマト缶のみでコトコトと柔らかくなるまで煮込んで、塩のみで味付けをしました。夏野菜のうまみ、栄養たっぷりの料理になりました。野菜が苦手な人は少し苦戦していましたが、おかわりする人も多く、ほぼ完食でした。
 また、給食委員による放送がありました。3人で分担し、「フランスについて」「フランスの料理について」「フランスにまつわるクイズ」を夏休み中に調べてきてくれました。ほとんど練習無しでぶっつけ本番の放送となりましたが、元気よく、大きな声でしっかりと放送してくれ、さすが4年生という貫禄を見せてくれましたよ。



 6月18日の給食は【世界の味めぐり「オーストラリア」】でした。献立名は「ミルクパン」「チキンパルミジャーナ」「ゆでやさい」「インゲン豆とハムのスープ」「牛乳」「チョコプリン(豆乳プリン)」です。
 「チキンパルミジャーナ」はチキンカツにトマトで作ったソースをからめ、たっぷりとチーズをトッピングした料理です。給食では、アレルギーの人も食べられるように、チーズは教室で後からかけるようにしました。アレルギー児童がいるクラスでは、チーズを開ける前に、アレルギー児童の配膳を完了し、その後、チーズをかけてもらうようにしました。
今年初めての世界の味めぐり料理。異国の料理ですが、しっかりと食べてくれていました。チキンパルミジャーナはミルクパンに挟んで、オリジナルのチキンパルミジャーナサンドを作って食べている児童もいましたよ。約1500個あった鶏肉は完売です。
 また、今年度、初めての給食委員による放送がありました。オーストラリアについて調べ、打ち合わせをして、練習して、当日に挑みました。少し緊張気味の子どもたちでしたが、はっきりと、大きな声で放送してくれましたよ。給食クイズ、各クラスで書いてくれている給食の感想も紹介してもらいました。
 今回は、頑張ってくれた給食委員の放送の様子と、2年生の給食準備、給食時間の写真です。2年生になり、給食当番は、ごはんやおかずを給食室から教室がある3階まで運んでいます。4月当初は見ていて危なっかしいところもありましたが、少しずつ慣れてきて、重たい食缶も頑張って運んでくれています。


5月20日の給食は【宮崎県の郷土料理】でした。献立名は「麦ごはん」「チキン南蛮に豆腐のタルタルソース」「ゆで野菜」「牛乳」デザートには「日向夏ゼリー」です。
「チキン南蛮」は本来、衣とタルタルソースに卵を使いますが、給食では卵アレルギーの人も食べられるように、卵を使わずに作りました。衣は小麦粉と片栗粉をミックスしたものを使い、タルタルソースは豆腐を使って作りました。
「冷汁」は本来タイやアジを素焼きにして、身をほぐして作りますが、給食では、昆布とかつおでとった出汁に宮崎県生産1位のきゅうりと大葉、ごまを入れてシンプルにつくりました。ごはんにかけて食べるよ~と伝えると、お茶漬けのように食べていましたよ。これから暑い季節にはもってこいの料理です。
1年生にとっては初めての郷土料理。見慣れない食事だけど食べられるかな?と思いましたが、杞憂でした。教室に様子を見に行くと、しっかりと食べて、デザートのゼリーを美味しそうに「甘い~」「ちょっと酸っぱい~」と美味しそうに食べていました。4月から給食が始まり、約1カ月が経ちますが、今年の1年生は、しっかり食べて頑張っています。4月当初、野菜がほとんど残っていた児童も、給食時間中に頑張ってチャレンジする姿が見られます。今回はそんな1年生の給食風景です。向かい合わせで、友達や実習生の顔を見ながら食べる給食はとっても楽しそうです。