1月24日(金)、中高等部で避難訓練を実施しました。本校では、突発的な災害の発生状況を正しく判断し、自分の身を守るための態度や習慣を身につけることを目的として、定期的に避難訓練を行っています。今回の訓練では事前告知を行わず、抜き打ち形式での実施としました。これは、生徒たちに災害などの緊急事態はいつ起こるかわからないことを意識させ、どのような状況でも冷静に行動する力を養うためです。
訓練では、生徒一人ひとりが「自分の身を守る」という意識を持ち、落ち着いて避難する姿が見られました。また、教職員も迅速かつ的確に避難誘導を行い、生徒全員の安全を確保するために尽力しました。特に、地震や火災、不審者の侵入といった多様な緊急事態を想定した今回の訓練は、生徒たちの判断力や協力の大切さを再認識する良い機会となりました。
一方で、避難にかかった時間や生徒の集合状況確認の手順など、今後さらに改善できる点も確認しました。これらの課題を真摯に受け止め、今後も訓練内容を見直しながら、さらに実効性の高い避難計画を策定していきます。
本校では、日頃から安全教育を重視しており、災害時に生徒全員の命を守ることを最優先とした取り組みを行っています。今後も生徒と教職員が一丸となり、安全で安心できる学びの環境づくりに努めてまいります。