国際理解教育「タイ交流」準備中
国際理解教育の一環として28年間にわたって交流しているタイ王国立アユタヤ地域総合大学附属学校の生徒と先生が来日されるため、様々な準備が進められています。これまでコロナの時期を除いて毎年、代表生徒20名が相手国を訪問し、交流を深めてきました。
歓迎会のための吹奏楽部や総合学習「日本文化」の和太鼓や日舞、ソーラン節の発表、日本文化を知ってもらうためのブース交流の準備、体験授業や交流ホームルームの企画などのほか、校内や教室の装飾も大詰めを迎えています。タイ交流のたまに集まった有志グループ「アユタヤ京都ベストパートナーズプロジェクト」は歓迎会でのパフォーマンスや学校紹介のプレゼンテーション、校内装飾、タイのことをよく知るための冊子の制作、国歌の練習、手作りのプレゼント作りなど、幅広く活動しています。
またタイの生徒が一番楽しみにしているホームステイでは、3泊4日の間、本校生徒の家に泊まり、観光や旅行では味わうことのできない貴重な経験をします。タイの生徒にとって海を隔てた日本に家族ができることは、何事にも変えがたい喜びとなるでしょう。異なる文化の間でインターネットや写真では体験できないこと、感じられないこと、実際に会って一緒にいるからこそ気付く視点や気持ちがあります。私たちの文化のこともよく学びつつ、世界にも目を向けられる経験となるでしょう。
タイの生徒と先生のみなさんは本日日本に到着され、明日の朝歓迎会が行われます。