国際理解教育「タイ交流」2日目
タイの交流校からの訪問団が本校に到着されました。歓迎式典・調印式では、タイ国歌の斉唱に始まり、代表教員・生徒のあいさつや訪問団の日本語での自己紹介などが行われました。本校代表生徒はこの式典のために5分以上もある歓迎のことばをすべてタイ語で話しました。タイ生徒には、本校有志によって製作されたプレゼントが送られました。
生徒主催歓迎会では多彩な出し物でタイの生徒と先生と歓迎しました。吹奏楽部による「となりのトトロ」の曲の演奏や、D組生徒によるタイの民謡と「ふるさと」の合唱、有志グループによる京都・学校の紹介、8年総合学習「日本文化」からは日本舞踊と和太鼓の発表があり、本校が日ごろから取り組んでいる学習の成果を存分に発揮しました。さらに特別企画として、本校代表生徒による米津玄師さんの曲の弾き語り、有志教員による「魔女の宅急便」の曲の演奏があり、有志グループによるダンスパフォーマンスでは、日本のアニメの曲やタイの有名な曲に合わせてダンスやサイリウムによるパフォーマンスを披露しました。
タイ生徒からの返礼パフォーマンスでは、タイの笛による本校校歌の演奏や民族舞踊が披露され、タイと日本のヒット曲でのダンスのパフォーマンスもありました。タイの生徒も日本の生徒も心躍る楽しい時間を過ごすことができました。
午後の8年生徒の交流では、8年生が4月から総合学習で学んできた日本の伝統文化を、英語を使ってタイ生徒に体験してもらいました。ソーラン節の発表の後、日本舞踊、茶道、華道、和太鼓、ソーラン節と、8年D組による日本の伝統的な遊びのブースを設置し、それぞれのブースでタイのみなさんに日本の伝統文化を体験していただきました。英語だけでは通じない部分はジェスチャーを踏まえながら相手の様子をうかがって、何とかコミュニケーションが取れました。たくさん準備をしてきたことがタイのみなさんに伝わってとても有意義な時間となりました。
タイの生徒は夕方から、本校7~9年生の家庭でのホームステイプログラムに入りました。3泊の交流の中で、観光旅行では味わえない日本の文化をたくさん経験することでしょう。