タイ国訪問準備
本校は、タイ国アユタヤ地域総合大学付属学校との交流を今年で28年目を迎える伝統ある取り組みとして継続しており、国際理解教育の先駆的な役割を果たしています。その一環として、本校8年生の代表生徒20名が、12月18日から1週間の日程でタイを訪問する予定です。この活動は、単なる国際交流にとどまらず、生徒たちにとって異文化を深く学び、多様な視点を養う貴重な機会となっています。
訪問の目的は、日本の文化や習慣をタイの方々に紹介するだけでなく、生徒たち自身がインターネットや書籍では得られないリアルな学びや体験を通じて成長することです。また、タイで得た学びを本校の生徒全体に広める役割を担い、交流をより深いものへと発展させる重要な使命も持っています。このように、ただ交流するだけではなく、学校全体に還元する仕組みを設けている点が、本校の特色の一つです。
現在、タイ訪問に向けての準備が着々と進んでいます。日本文化を紹介するパフォーマンスや、英語を使って組みひもの作り方を教える活動の練習が活発に行われています。さらに、訪問を控えた生徒たちは、タイ文化や習慣への理解を深めるための事前学習会に参加しました。この学習会では、タイ語の便利なフレーズや、日本人が気をつけるべき習慣やマナーについて、講師の先生から詳しく教えていただきました。生徒たちは、講師の先生からのアドバイスを真剣に受け止め、自分たちの活動が成功するように準備を重ねています。
このような取り組みは、本校が生徒一人ひとりに国際社会で活躍できる力を育むことを目指しています。タイ国訪問を通じて得られる経験は、生徒たちにとって一生の財産となるだけでなく、本校の国際交流プログラムの豊かさをさらに高めることでしょう。