6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

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週末はホストファミリーと過ごしました。現地の家族と共に過ごす中で、日常生活を共有し、タイの文化を深く体験しました。そして週明けには、タイのきょうだいと一緒に登校しました。同じ時間を共にすることで友情が育まれ、元気いっぱいの笑顔が印象的でした。
月曜日の始まりは、全校での朝会からスタート。続いて中学2・3年生の授業に参加しました。数学や科学、社会、美術といった日本でも馴染みのある授業に加え、タイダンスや剣術、タクロー(セパタクロー)の授業も体験しました。どの授業でも、タイの先生方から丁寧な指導を受け、生徒たちは真剣な表情で学びに取り組んでいました。特に文化的な授業では、タイの豊かな伝統と価値観に触れ、学んだことを日本で共有したいという思いが強く感じられました。
その後の交流ホームルームでは、タイの生徒や先生方と一緒に伝言ゲーム、椅子取りゲーム、ハンカチ落としといった遊びを通じて交流を深めました。異なる文化背景を持つ子どもたちが、笑顔で同じ遊びを楽しむ姿は大変微笑ましく、国境を越えた共通点の多さに驚かされました。
また、日本の文化を紹介する活動では、中学1・2年生のクラスで組み紐の作り方を英語で教えました。英語で伝える難しさを感じつつも、ジェスチャーを交えてタイの生徒たちと積極的にコミュニケーションを取る姿が印象的でした。この経験を通じて、言葉を超えて人と繋がることの喜びや、英語の重要性を改めて実感する貴重な機会となりました。
午後には、タイの文化を体験するイベントが行われました。タイの生徒たちが準備したブースでは、タイ文字の学習や塗り絵、伝統衣装の試着、ムエタイの体験、タイ楽器の演奏、花飾り作り、伝統菓子の調理、タイダンスのレッスンなどが行われました。これらの体験を通じて、タイ文化への理解が一層深まりました。特に、現地の生徒たちと直接触れ合いながら学ぶことで、教科書だけでは得られない実践的な知識と感動が得られたようです。学んだ内容は、日本の学校でぜひ広く伝えていきたいものばかりです。
本日の活動を終えた後、生徒たちはタイのきょうだいと一緒に下校しました。一日の疲れも見せず、心温まる交流を通じて学びの充実感を感じている様子が伺えました。