6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

2022年度 新着情報アーカイブ - 5年生


二日目の研修先,一つ目は紀州梅干館(ウメタ)さんです。
工場見学に入ると梅干しの良い香りが出迎えてくれました。



見学の後は,ガイダンスと梅ジュースづくり体験
梅干しが出来るまでの,工場と農家の関係など,沢山の「梅干しの実は…」に出会うことができました。



梅ジュースづくりでは一人ひとりが入れる材料(砂糖)を選ぶことができます。
選ぶものによっても味わいが変わります。
自分の好み,お土産として渡す家族の好みを考えながら活動していました。
カラフルな金平糖バージョンもどのような色になるのか楽しみです。



二つ目の研修先は「秋津野ガルテン」さんです。
ここではみかんジャムづくりを体験しました。




みかんをむき,フードプロセッサにかけ,他の材料と一緒に煮込みます。
火にかけると,むいたときとはまた違ったみかんの良い香りがしました。



最後にそれぞれ思い思いのイラストや名前を蓋に描いて完成です。
手作りのみかんジャムは思い入れもあり,一生懸命楽しそうに仕上げていました。

あっという間の二日間。
初めての二日間。
わいわい楽しい二日間。
日常の学校とは違った学びのある二日間。
うまくいったことも,うまくいかなかったことも,全てが良い経験です。
最後の仕上げとして,ご家庭の方にこの二日間の出来事を笑顔で伝えてほしいと思います。


和歌山,宿泊研修一日目。
最初に訪れたのは,「稲むらの火の館」です。
「怪談」で有名な小泉八雲氏(ラフカディオ・ハーン)が記した「稲むらの火」のモデルとなった浜口梧陵氏の記念館です。
京都にいるとなかなか実感の湧かない津波の恐ろしさ,そして,実際に遭遇したときにどのように行動したら良いのかを,3Dの映像と館長さんの講話から学ぶことができました。
また,浜口梧陵氏と醤油との関係についても学び,次の研修場所へのよい動機づけとなりました。



次に訪れたのは,醤油発祥の地、湯浅の「角長醤油」さん。
醤油発祥の地とされる所以を聴かせていただき,さらに,実際に醤油桶の見学では桶への櫂(かい)入れも体験させていただきました。
昔ながらの方法で作られている醤油の各工程を見学することができ,事前学習で調べてきた事を実際に見て学びを深めることができました。


その後は周辺の歴史的街並みが残る湯浅重要伝統的建造物群保存地区をグループごと散策しました。
コロナ禍で,これまでことごとく中止となったため,今回が初めての宿泊学習となる学年です。
和歌山の様々なコンテンツと共に,自分たちで見通しをもって行動することも大きな成長のチャンスです。
わくわくする路地や歴史建造物の中で,笑顔で自ら行動することを楽しむことができました。

では,本日二日目です!
朝,海岸にて。




テーマは「学習権」
 現行の学習指導要領,さらにはOECDが提示している「ラーニングコンパス」などを見ていくと学習権の保障は単純に学習機会の保障だけでなく学習意欲の保障,さらに,それらを踏まえた上で「より良い学び」の保障が必要だと言うことが分かります。
 そこで今回の授業参観は授業参加とし,ご家庭の方にもグループに入って頂き「なぜ学ぶのか」について対話を深めました。
 事前の授業として「学びのイメージ」として「学び」を何かに例えると?とそれぞれのイメージをイラストにしてワールドカフェを行い,学びの様々なイメージに触れる機会を設定しました(上図)。どのような思いが込められているでしょうか。
 その上で「ではなぜ学ぶのか」と文章化しお互いに持ち寄り授業で対話しました。さらには,保護者の方々にも文章を書いて頂き,グループの討議にも参加して頂きました。
 手段としての学び,目的としての学び,ウェルビーイング(より良く生きる,豊かに生きる,幸せに生きる)と様々な視点で対話を深めることができました。
 また,保護者の方々に参加していただくことで,自然と普段の対話を深めながら学びを深める姿を観ていただくことが出来ました。抽象的なテーマでの文章の作成,授業へのご参加,保護者の皆様のおかげで,子どもたちにとっても良い学びの機会となりました。本当にありがとうございました。
 生徒には「学び」に対してポジティブな感情をもって欲しいと常々思いながら授業をデザインしています。今後も様々な形でのご参加,ご協力をよろしくお願いいたします。



海浜学習に向けて,小豆島について調べています。各班の中で「醤油」「そうめん」「オリーブ」「石丁場」の役割に分かれて調べています。学年学活では調べる役割ごとに集まって情報交換をしました。海浜学習で班の友達に調べたことを伝えるため,調べてことをまとめていきます。